メールマーケティングの手法の1つに「セグメント配信」があります。
セグメント配信とは、見込み顧客全体へ新製品情報等を配信する「メルマガ」と違い、「どこの」「誰に」「どんな内容」を配信するかをあらかじめ設定することで、メール配信を通して細やかな対応ができ、自社が保有する見込み顧客を「地域別」「事業別」などの条件で分類し、見込み顧客ごとに見合った内容を配信する、メール配信の手法です。
この記事では、「セグメント配信」について、メリットや実用例を紹介します。
セグメント配信のメリット
セグメント配信をするメリットは、以下の点が挙げられます。
・伝えたい情報を必要な人にだけ配信できるため、無駄なメール数が減る
・コンテンツ内容を顧客のニーズに合わせて作成するため、開封率やクリック率が高まりやすい
・求めている情報を適切なタイミングで配信しやすいため、見込み顧客からの信頼を得やすい
・特別な内容を固定の顧客に配信することもでき、顧客ロイヤリティの向上が期待できる
セグメント配信の実用例
・見込み顧客の属性に合わせたセグメント配信例
見込み顧客の業種や規模などの属性に合わせて、紹介する事例を変えてみます。そうすることで、配信したメールから「自社での活用イメージ」を持ってもらいやすくなるのです。例えば、以下のような配信が考えられます。
・製造業の見込み顧客に、製造業のユーザ―事例を配信
・従業員数100名前後の見込み顧客に、中堅・中小企業の事例を配信
・自社セミナーを開催しようか悩んでいる見込み顧客に、セミナー開催のノウハウ資料を配信 など
List Finderの「企業属性付与」機能を活用することで、上記のような業種や企業規模でセグメントをし、メール配信をすることができます。
▼参照:企業属性付与とは
https://faq.list-finder.jp/faq/3812
・Web行動履歴によるセグメント配信例見込み顧客への配信例
見込み顧客が開封しやすいメールの内容や、自社サイト内でよく閲覧しているページなどから、見込み顧客の興味・関心対象を分析し、セグメントごとに提供するコンテンツを分けていきましょう。
・営業効率化関連の記事をよく読んでいる見込み顧客
→営業効率化に関連するホワイトペーパーの案内
・メール配信に関連する記事をよく読んでいる見込み顧客
→メールマーケティングに関連するホワイトペーパーの案内
・製品ページをよく訪れる見込み顧客
→製品の導入事例や他社との比較 など
セグメント配信の効果を上げるためのポイント
1.見込み顧客の立場になって考える
誰しも「自分にとって関係がある」という内容には関心を寄せやすいものです。
「見込み顧客の立場」になって、「どんなものを求めているのか」をくみ取り、必要な情報を提供していきます。
見込み顧客が欲しい情報を配信し続けていると「うちの会社のことをよく理解してくれる会社」と思われ、信頼関係の構築へ繋がります。
2.コンテンツ内容から「特別感」を感じさせる
セグメント配信のメリットは、多くの見込み顧客と「OnetoOne」のコミュニケーションが取りやすい点です。
購入に至るまで多数の人が関わるBtoBビジネスであっても、決定するのは人間であるため、コンテンツ内容から「あなた宛て」というのが分かりやすいと効果が上がりやすくなります。
まとめ
ここまではセグメント配信を行う際のポイントについてお伝えしました。
メール配信は見込み顧客ごとに、適切な内容を最適なタイミングで配信することが大切です。
ひとくちに見込み顧客といっても、それぞれで企業規模や業種、自社への関心が違います。見込み顧客をセグメントし個別に必要な情報を配信すれば、配信の無駄が減らせ、見込み顧客も有益な情報を得やすくなり、双方にとってメリットが生まれます。
「どのような基準でセグメントすれば良いか分からない・・・」という方はカスタマーサクセスまで
ご連絡下さい。他社事例を含めて改善のお手伝いをいたします。
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