メルマガの開封率を上げるテクニックを知りたい!

活用ガイド

メルマガの開封率とは、配信したメールの数に対しどのくらい開封されているか、の指標です。List Finderでは、テキストメールだと開封率を確認できませんが、HTMLメールで送信すると測ることができます。

メールマーケティングを実施していく中で、どれだけ良いコンテンツのメールを送ったとしても、メールを開封してもらわなければ意味がありません。「開封率を上げる」ことは、メールマーケティングの成果を伸ばす上で重要なのです。

今回は、開封率を上げるためのテクニックについてご紹介します。
一般的にBtoBメルマガ開封率の平均は約20%ほど。もし20%に達していないようであれば以下3点に着目し、改善や効果検証しながらメール配信してみましょう。

1.送信日時

2.差出人名

3.件名


1.送信日時

「送信日時」を工夫することで、まずは受信者の目に留まることができます。そのためにはメールがチェックされやすいタイミングで送信する工夫が必要です。

送信日時は時間帯曜日時期。この3指標について考えましょう。

・時間帯

メールを開封する時間帯は一般的に「仕事を始める前」や「昼休み明け」などにまとめて確認することが多いようです。

そのためメールを見てもらうためには、一般的に8~9時、12~13時あたりが望ましいと考えられます。ただし、ここで一番大事なのは8~9時か12~13時でなければ駄目…ではなく「ターゲット(お客様)が何時ごろメールを見るのか?」の視点。ターゲットの1日を想像し、メール配信し、効果検証して適切な時間帯に配信するようにしましよう。


・曜日

月曜日などの休日明けはメールが溜まりがちなので、8~9時の時間帯は避けて昼休み明けを狙って12~13時に送信したほうが良いでしょう。

一般的には火曜日、木曜日が開封されやすい曜日とされていますが、金曜日などの休日前は「業務時間中に来たメールは確認し、すっきり休日を迎えよう」という心理が作用するので、15時以降に送信しても、読んでもらえる可能性があります。


・時期

月末や月初だと契約、請求の処理など社内があわただしく動くので、メルマガは見落とされがちです。また、年末年始やゴールデンウィーク、夏季休暇などの大型連休や、その前後も同様にあまり効果は期待できません。


2.差出人名

「差出人名」は警戒心を解き「開封しても大丈夫です」と安心感を与えることが大切。「メルマガ担当」「~事務局」の名前で「info@」や「marketing@」のようなグループアドレスから配信されるメルマガを多く見ますが、全く面識のない企業や知らない人からのメールは読まずにそのまま破棄されてしまいます。

例えば、展示会やセミナー、営業活動等で名刺交換をした担当者がはっきりしている場合は、担当者名・担当者のメールアドレスで送ったほうが警戒されにくく、可能な限り個人の名前で送信するのが望ましいといえます。あるいは企業名や製品名を差出人に組み込めば、ブランド浸透にも貢献できる可能性があります。配信する内容によって変えてみてもよいでしょう。


3.件名

送り先の目に留まることが出来たら、いよいよ開封してもらえるかどうか。それは「件名」にかかっています。

メルマガにおいて本文よりはむしろ「件名」の方が重要である、といっても過言ではありません。「自分に関係あるかも」「読んでみたい」と思わせる工夫が必要です。メールの件名を決めるときには以下3点に気を付けると開封してもらいやすくなります。

・適度な長さ

件名が一覧からはみ出てるとメルマガの内容が想像しづらく、開封されにくくなります。一般的なメーラーでは約20文字以上の件名は省略される傾向にあり、何が書かれているかを一目見て判断できる適度な長さは全角で15文字と言われています。


・メール内容と自分の関連性

本文に何が書いてあるのかを端的に表現すれば、受信者が自分に関係のあるか、必要かを見てすぐに確認できます。例えば、以下の2つの件名を比べてみてください。

■新サービスのお知らせ
■新規開拓の手間が減る新サービスのお知らせ

上段の件名では、どんなサービスなのか、自分にとって必要なのかどうかを一目見て判断することはできません。下段の件名には「新規開拓の手間が減る」とサービスの説明を入れることで、必要か必要でないか判断しやすくなります。

「自分と関係がある」「必要な情報だ」と思わせることができれば、詳細を見てくれる可能性は高まります。伝えたいことよりも、受信者が必要としていそうなことを想像して件名を設定することが大切です。


・最低限必要な情報

セミナーや展示会、イベントごとのお知らせの場合は開催日時や開催場所を件名に記載してしまうのも良いでしょう。受信者がそのイベントに参加できるかどうかを一目で確認することができます。一方で、開封率が大きく下がる可能性もあるため注意が必要です。


まとめ

ここまではメルマガを開封される前の工夫についてお伝えしました。しかし、メルマガの内容によって今後の開封率が変化します。

例えば、魅力的なタイトルのメルマガが届きあなたがそのメルマガを開封したとします。しかし、タイトルと内容がズレていると「この会社のメルマガはあまり参考にならない」と判断されてしまいます。

一度そのような印象を与えてしまうと、そのあとに配信するメルマガの開封率は下がってしまうでしょう。そのため、メルマガの開封率向上には時間帯やタイトルだけでなく、内容も非常に重要です。

「それでも開封率が上がらない・・・」
という方はカスタマーサクセスまでご連絡下さい。
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