放置されている名刺は宝の山!

活用ガイド

List Finderをはじめマーケティングオートメーション(MA)運用の際、最初にして最大の難関が名刺情報の集約と言っても過言ではありません。

名刺情報の集約と聞いてドキッとした方、すでに行なっている方、これから着手しようとしている方、様々いらっしゃるかと思います。あるいは、なんとなく集約してるけど、なぜやらないといけないのかイマイチわからない…といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では基本に立ち返ってなぜ名刺情報の集約が必要なのか、どのような名刺を集約対象とすべきか、について紐解いていきます。

なぜMA運用において名刺集約がキモなのか?

MA運用において、最も重要な指標の一つが「登録する名刺情報の数」です。
以下の図を御覧ください。こちらは2,000件に対してメール配信した場合、平均的に何割の方がどのような行動履歴を取るかを示したものです。

お気づきのとおり、WEBサイトに流入してから一つ目の特定アクションを取るのは24件で全体の1.2%。二つ目の特定アクションともなればその数2件で全体の0.1%です。三つ目は…みなまで申し上げずともおわかりかと思います。

もちろん、配信するメールの内容や送り先のセグメントによってこの割合は変動します。が、一般的なメルマガに関しては実際このような値に収束します。

「想定した行動をとってくれる人は意外と少ないなあ」とお考えになったそこの貴方!そうです、だとしたら次に何をすべきか?それこそが名刺情報の集約です。

どのような名刺情報を集約するか  

※新たな名刺情報の獲得については弊社オウンドメディア:Urumo!の記事をご参照ください。
BtoBの効果的なリードジェネレーション施策5選

記事にも記載されていますが、新たに名刺情報を獲得するには大なり小なり費用が発生します。費用をかければ新しい名刺情報を入手できますが、1件あたり数千~数万円程度かかりますし、時間も要します。
しかし、いまだ貴社に眠っている名刺情報を集められれば、いかがでしょうか。もし過去に獲得した名刺情報をまだ集約できていないなら、すぐにでも着手しましょう。

どのような名刺情報が集約の対象になるか、これからご紹介いたします。


1.展示会で獲得した名刺

過去に展示会で交換した名刺は、まさに情報収集をしていた将来的な見込み顧客。
当時すぐに受注に繋がらなかったからといって放置しているなら、すぐに集めましょう。


2.セミナー(ウェビナー)の申込者

セミナーの自社開催や共催をしていれば、申込み者情報を取得しているはずです。こちらも過去展示会名刺と同様に、情報収集していた見込み顧客。そのため放置しているなら、すぐに集めましょう。


3.営業活動のなかで獲得した(交換した)名刺

個別の営業活動で獲得した名刺を指します。営業担当が属人管理しているケースをよく見受けますが、継続フォローしきれない・気づいたら長期間連絡していない…このような名刺を持っているはず。こちらもぜひ集めましょう。


4.WEBサイトからお問い合わせした名刺情報

WEBサイトには製品/サービスのお問い合わせ、資料請求、見積り依頼、相談会申込など名刺情報を取得できるメニューがあるはずです。例えば、過去に情報収集目的で資料請求した方を継続フォローできていますか?もしこのような情報があれば集めましょう。
※逆営業や競合他社は対象から外しても構いません。


名刺データ化代行サービスについて

名刺データ化代行とは、List Finderから名刺のデータ化をお申込みいただくことで、後日弊社スタッフが直接スキャン・データ化するサービスです。
紙の状態で名刺をお持ちの企業様や名刺のデータ化にリソースを割くことが難しい企業様はぜひご利用ください。 

詳しくは以下URLをご覧ください。
https://faq.list-finder.jp/faq/3526


「どのような基準で使える名刺を判別すればいいのかわからない」という方はカスタマーサクセスまでお気軽にご相談ください。

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