この記事は弊社ブログUrumo!の記事を再編集しております。

営業の基本は、アポイントの獲得です。いくら良い商品を持っていたり、抜群の提案力を持っていたりしたとしても、営業させてもらえる機会を与えてもらえなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

いかに上手にアポイントを獲得できるかが、営業職に課せられた一番の課題と言っても過言ではないでしょう。

アポイントの獲得方法はさまざまありますが、今回紹介するのはメールを使ったアポイント獲得方法です。一見すると地味で効果が低そうに見えるかもしれませんが、工夫次第では非常に大きな効果を出せる可能性もあります。ぜひ参考にしてみてください。

上手な営業メールは下手なテレアポよりも効果的！？

アポイントの獲得方法として多用されている手段と言えば、電話。テレアポは営業の基本です。

しかし、そんなテレアポにも弱点はあります。

そもそも電話が担当者につながらなかったり、電話口で上手く説明できなかったりして、チャンスを逃してしまうことがあります。また、電話一本かけるのにも数分は時間がとられるものですから、アプローチできる量が少なくなってしまいます。

アプローチ先が増えれば増えるほど、テレアポは効率が悪くなってしまうといえるでしょう。

そんな時に活用したいのが、営業メール。営業メールを活用すれば、楽に、短時間で、かつ多くの担当者に対して一斉にアプローチできます。下手な電話を100本かけるより、上手なメールを100通送った方が短時間でかつ効果的だと言ってよいでしょう。

読まれる営業メールとは

短く、インパクトをつける
多くの人は、タイトル（件名）だけを見て、読む・読まないを判断しています。
だからこそ、タイトルには最大限にこだわりましょう。長すぎるタイトルは読まれない可能性が高いです。おすすめは、16文字以内に収めること。すると、件名全体がメーラーに正しく表示されますし、仮に流し読みをしていたとしても、ぱっと見て意味を理解することができます。

本文も短く端的に
本文も伝えたいことを正確に伝える構成を心がけましょう。
その際、自分がアピールしたい商品やサービスを伝えるのはもちろんですが、それを利用することによる相手側のメリットもしっかり書くようにすると説得力が増します。

送ってはいけないNG営業メール

意味の無い（分からない）件名
例えば、「○○会社の○○です」という件名を目にすることはありませんか？この件名では、ほとんどの効果はありません。差出人を明確にするのはいいことですが、社名や名前を伝えられたとしても、一部の有名企業以外は、興味を示してもらえないでしょう。

また、件名に「注目！」「必見！」と言ったような、謳い文句をつけることは避けたほうが良いでしょう。ともすれば押しつけがましくなってしまい、悪いイメージを持たれてしまうこともあります。件名では、メール本文の内容を端的に伝えましょう。

結局何が言いたいのかわからない本文
本文は短い方が良いということはお伝えしましたが、短すぎて言葉足らずなものでは困ります。

その商品をWeb上で買ってほしいのか、それともまずはアポイントがほしいのか。送り主が求めているものが明確になっていない文章は、読み手もどのようなアクションを取って良いかわからず、結果的に効果の出にくいメールになってしまいます。

何を言いたいのかが伝わらない文章や、相手に推測してもらうような文章にならないよう、気をつけましょう。相手が推測することによって、こちらが意図した内容と齟齬が生まれてします可能性もあります。

営業メールでは、伝えたいことは端的に明確に書くようにすることが大切です。

参考例