【成功事例】少人数でもコンテンツを生み出し成果を出すためのList Finder運用術

今回はList Finderユーザーである株式会社フナミズ刃型製版の松枝様に取材させていただきました。

松枝様は営業とマーケティングをお一人でやられながらもList Finderを活用して商談を生み出されている方です。

コンテンツも製造の部署を取材しながら、ブログでコンテンツにコツコツ書き溜めつつ、メールで発信しています。今日は松枝様がどのように考え、実行し、工夫しているのかをインタビューしてきました。

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 ●リソースが足りなくてうまくList Finderを活用できていない
 ●コンテンツをどうやって生み出したら良いのかわからない
 ●ブログって興味あるけど、どうやってはじめたらよいかわからない
 ●質の高いメールってどうやって書くの?
 ●コロナ時代の最適な営業がわからない!

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そんな風に思っている方は是非ご一読くださいませ!製造業の皆様、特に必見です!!!

松枝様は普段どんな業務を担当されていて、List Finder はどの部分を担当されている のでしょうか

普段やっていることは営業とマーケティングの両方を担当しております。営業とマーケティングは社長と私で行っており、実務部分は私が行っております。私が入社する前は社長が営業の業務も兼ねていたのですが、お取引先が増えていき社長一人では回らなくなり、新たに営業を採用するというタイミングで私が入社しました。全体で40名くらいの会社なのですが、9割の人材は製造に携わっています。

LFを導入したきっかけはどんなものだったのでしょうか?

コロナ前までは、いわゆるルート営業で東日本を中心に車で顧客先を訪問したり、周辺の新規顧客に訪問していました。

しかし、コロナになってからそれができなくなり、新たなお客様とのコミュニケーションツールとして、メールマガジンをやることになり、そのツールとしてList Finderを導入しました。

実は最初はメール配信ツールとMAの違いもよくわからず、MAを導入しました笑 結果として、MAだとお客様の履歴なども追えるので、MAは導入してよかったと思っています。

松枝様は一人で営業・マーケティングも担当されつつ、 List Finer もお一人で運用されていると思います。 苦労した点やそれを乗り越えた工夫などはありますでしょうか?

List Finderを導入した上での苦労した点は正直そんなにありません。

実はブログを書くということはList Finderを導入する前から開始し、ブログをアップしたあとはフェイスブックで「ブログをアップしました!」ということを報告していました。なので、List Finder導入以降もメール作成以外の工数はそこまでかからないです。

大変な部分といえば、今までずっと外回りをしていた自分が新しいことをやらなきゃいけないということが一番大変でした。

ちなみにブログを開始するのはどのようなきっかけだったのでしょうか?

会社でお客様満足度をあげようという取り組みを始めた際に、

 1)社内向けの活動として、品質の改善・向上
 2)社外に向けては、自社製品に囚われない情報の発信をしていく

という意見が上がりました。

2)の対策としてウェブで一番お金がかからずスタートできるのがブログだったので、月に1回、製品や業界内の情報等を紹介するようなブログを始めようということになりました。

▼お客様への有益な情報が豊富なフナミズ刃型製版様ブログ

https://www.hagata.co.jp/info/

よく読まれる記事とそうでない記事などはあるのでしょうか?

やっぱりありますね。私たちは製品が4つあるのですが、需要の多い製品の記事は読まれやすいです。

ただ、あまり知られていない製品でも弊社とお取引いただいているお客様は使う可能性があるので、製品に関しては平等に記事を書いています。

今の話を伺っていると、松枝様の場合はあまり苦労されていないようなのですが笑 ネタ不足・人手不足に悩んでいる他のユーザーさんへのアドバイスはありますか?

この取組の中で、一番時間がかかるのがコンテンツの作成部分に一番時間がかかると思っています。

そこに関して「ブログのネタ」の考え方やどうやってそれを選択しているのかの考えについてお話しさせていただきます。

ブログのネタに関しましては、お客様との話の中で相談を頂いたことや話にあがったことを記事にすることが多いです。営業なのでお客様と話す機会が多い分、ネタは集めやすいかなと思います。記事を書く上ではなるべく写真や画像を入れて、情報を分かりやすく届けられるよう心掛けています。必要があれば動画を作って紹介します。
動画例)https://www.hagata.co.jp/2021/06/23/hakutape/

どのネタを書くかという選択に関しては、お客様の悩みや問題を解消できる事を意識しています。
「この相談を良く聞くからこのネタにしよう」ではなく
「一人からしか相談を受けていないけど、きっと皆困っているだろう」という考えで取り組んでいるので、相談を受けたことは割と全部ブログのネタになります。その中で、ある程度の優先順位をつけて社長や上司と相談し、2,3か月先までのブログテーマを決定しています。

記事を書く人が自社のお客様との接点が少ないと「何を書けばいいのか」と悩んでしまうと思うので、普段お客様と話す機会がある人にお客様が何に悩んでいるのか、どんな話を聞くことが多いかを調査してみるのがネタ集めとしては一番楽かな、と思います。自分の中だけで完結させるのではなく、ネタ作りの段階から他部署を巻き込んでいくと「これを書いたから次はこういうことを書こう」となっている感じです。

このように、どんな記事を書くかをイメージすることさえできれば、実際にブログを書く時間自体は、一日1-2時間でできるので、人手不足の会社様でも参考にしていただけると嬉しいです。

ブログはそもそも最初から機能が実装されていたのですが?

営業の手法がガラッと変わりました。

コロナ前は特定のエリアを決めて、顧客を訪問して、ついでに周辺の地域のエリアの会社に飛び込みで訪問しながら顧客開拓などを行っておりました。

コロナ後はList Finderを活用して、メールを配信し、来訪履歴を確認して、コンテンツを見てくれているお客様に電話をかける、などの手段を使っています。丁度いいタイミングでお客様に連絡ができるようになったのはよかったと思っています。

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