A/Bテストについては概念はわかっているけど、メールでA/Bテストを行うときは何を基準に効果測定をすればいいの?という方はぜひご一読下さい。
1. どの部分を改善するのか?検証の目的を明確に
クリック率、開封率など、どの部分の数値を改善するためなのか目的を明確にする必要があります。
メルマガの最終的な目標は、問い合わせ数や受注率、コンバージョン率向上ですが、
まずはその前にメールの開封率UP、クリック率(CTR)のUPなど、小さな目標から
クリアしていかなくてはいけません。
A/Bテストを行う際は、「どの部分を改善するための検証なのか」目的を明確にしましょう。
2. 一度のA/Bテストで検証する項目は1つに
A/Bテストで大前提となっているのが、「テスト箇所以外に変更を加えないこと」です。
どの要因で効果に差が出たのかを明確にするためには、検証項目は1つにしましょう。
尚、実施する箇所について、顧客がメールを読む流れを考慮する必要があります。
一番初めに「件名」のA/Bテストから取り掛かり、次に「テンプレート」のテスト、
最後に「本文」のテストという流れを行いましょう。
・件名
「必要そう」「読みたい」と思われる件名にすることが重要
▼クリック率を改善するためにできる4つのポイント
https://faq.list-finder.jp/faq/5640
・配信時間や曜日
開封されやすい曜日や時間帯は、ターゲットのワークスタイルによって異なる
例)営業向け:日中は商談や外出が多いので 8:00 or 17:00
経営企画向け:月曜は会議が多いので 火曜 or 水曜 or 木曜
・送信者名
・メールタイプ(TEXT or HTML)
・差し込み文字(◯◯様)などの有無
・ファーストビュー内の画像の有無(HTMLメールの場合)
・コンバージョンボタンの数(1 or 複数)
・文字の量・文字の色・リンクボタンの形・リンクボタンの色・画像の数・画像の大きさ etc...
一度にいろいろ検証しようとすると、何が要因で流入率や開封率が高かったのか(低かったのか)わからなくなってしまいますので、検証項目は1つに絞って下さい。
3. リストは平等に割り振る
検証1回目
Aグループ:TEXTメール
Bグループ:HTMLメール
検証2回目
Aグループ:HTMLメール
Bグループ:TEXTメール
このように、1回目と2回目の検証時は逆のパターンで配信します。
配信日時、件名など他の条件を全て同様にし、メールタイプのみA/Bテストしましょう。
4. 結果の検証を行う
結果の検証を行うことも、忘れてはいけない重要なポイントです。
効果がほとんど現れなかったり、想定よりも良くない結果に繋がったりすることもあります。この場合は、そのような結果になった理由をしっかりと確かめ、チーム内で共有し、同様の検証を繰り返してしまわないようにしましょう。
▼A/Bテストメールの作成方法
https://faq.list-finder.jp/faq/1020#3
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